私たちの役割
ドイツのアルンズバーグのDESCH Antriebstechnik GmbHと京都に本社を持つ日本電産シンポ株式会社は、強力な戦略的パートナーシップを確立しています。
両社は長年にわたるビジネスでの成功により、お互いをよく知っています。2019年1月31日、日本電産シンポとDESCHは、ドイツの持株会社Nidec-Shimpo GmbH *を通じてDESCHの70%を取得する契約に署名することに同意しました。The Bremkeの株主グループは、これまで会社運営を行っておらず、その株のすべてを日本電産シンポに売却することとなりました。Hendrik DeschとOlaf Deschは残りの30%を維持し、単独の管理パートナーとして会社に残ります。北米のDESCH企業はこの契約の範疇ではありません。
現在のビジネス戦略である「DESCH Smart Drive Solution」は、継続的な成長のために継続、拡大させます。DESCH Antriebstechnikは、電子および電気駆動の分野におけるNidecのノウハウを活用して、駆動装置向けのメカトロニクストータル提案に向けて、ドライブソリューションをより迅速に、開発・拡大致します。この戦略は過去数年間、DESCHによって実行されておりましたが、Nidecの技術と製品のポートフォリオのステップにより、NidecとDESCHは、ドライブテクノロジー4.0(industrial standard)の完全なソリューションの提供に向けて発展します。DESCHとNidecは経済的にも強力な企業であり、今後数年間でドイツと中国の生産拠点の拡大に更に投資することに同意しています。
Nidecは、DESCHの欧州での強力なブランド力を活用していきます。DESCHはNidecグループとして、機械的駆動ソリューションとその更なる開発において、欧州市場をけん引するポジションを担っていきます。この産業分野では更なる買収が計画されており、DESCHはこの計画に積極的に参加します。
詳細およびインタビューパートナーについては、Mr. Klaus-Peter Conradyにお問い合わせください。
T 49 2932 300 302
E klaus-peter.conrady@desch.com
DESCHについて:
DESCHは1906年に設立され、現在、Hendrik DeschとOlaf Deschが4代目として会社を率いています。駆動技術のリーディングカンパニーとして、DESCHは駆動装置全体の革新的でカスタマイズされた製品を提供します。DESCH製品は高品質をコンセプトとし、建設機械、工作機械、海洋産業、エネルギー、一般産業機械など、さまざまな産業分野で使用されています。
減速機・クラッチ・駆動部品に加え、OEM及びエンドユーザーのテクニカルサポートと修理サービスを提供します。ドイツ本社と中国工場合わせて約400人の従業員がDESCHで働いています。2018年のDESCHの売上高は約90百万ユーロとなっております。
NidecとDESCHの協力体制はヨーロッパとアジアに中心とし、北米のDESCH企業はこの契約の範疇ではなく、以前の体制を維持しています。
日本電産株式会社とその子会社である日本電産シンポ株式会社について:
日本電産株式会社は、自動車、ロボット産業、家電製品、産業機器向けの電動機、減速機、その他の製品の開発と生産の分野において、モーターとコンポーネントの世界的大手メーカーです。
日本電産株式会社は、世界中で10万人以上の従業員を雇用しており、2018年3月31日に終了する会計年度の売上高は114億ユーロでした。その子会社である日本電産シンポは、小型の高精度減速機や、ロボットなど自動化機械アプリケーションで使用される製品のメーカです。その製品は主に日本、中国、アメリカで販売されています。
*独占禁止法当局の検証の対象